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平成27年度事業報告

更新日:2016年05月25日

総括概要

平成27年度における広島県情報産業協会は、政府の地方創生戦略や首都圏の大規模開発、アジア圏の人件費の高騰や円安による製造業の国内回帰といったIT産業への追い風を捉え、会員企業の成長に寄与する技術・経営・人材育成の支援に重点を置き,諸活動を実施いたしました。
最重点事業として、今回が15回目となる西日本最大級のIT展示会として「ひろしまIT総合展2015」を開催し、過去最高の131企業・団体による150小間の出展をいただき2万1千人を超える方々に来場いただきました。
著名人による講演会・セミナー並びに最先端のIT製品とサービスをご覧いただき、来場者の皆様にとって魅力のあるイベントになったと確信しております。
さらに平成27年度事業計画における重点事業に基づき、各委員会において以下の通り活動しました。

1.ソフトウェア人材の育成

人材開発委員会では、高付加価値企業への転換のために必要な姿勢、その戦略化のための経営セミナーを定期的に開催しました。また研究部会では、地元大手企業が期待するITサービスやIT人材像等についてアンケート調査し、地元IT企業の人材育成モデルの分析を行いました。

2.会員企業とユーザー企業・行政・諸団体・高等教育機関との交流強化

経営委員会が中心となって、広島県及び広島市との定期交流会を開催し、各社の実態(要望)について意見交換を行いました。
また、広島県と広島市が主催する「ひろしまIT融合フォーラム」に参加し、行政や学界との連携強化に努めました。

3.ITは新たな進化のスタートライン

技術委員会では、クラウド、スマートデバイス、ビッグデータ、IoT、オープンソースなどの話題性とタイムリーなテーマによる技術セミナーや講演会等を開催し、多くの参加者を得て盛況でした。
HiBiS特別委員会では、5部会による活動を中心に、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)及び一般社団法人テレコムサービス協会との共催による「第19回HiBiSインターネットビジネスフォーラム」の開催や特色ある講演者を招いたIT勉強会(オープンセミナー)を企画し、先端技術情報を提供するなどの活動をしました。

4.グローバル化への対応

国際委員会では、急速な経済発展を遂げ中国に替わる新たな提携先として近年注目を集め、ASEANの中でも国策としてIT企業の育成・誘致に力を入れているマレーシア(クアラルンプール)の視察を平成28年1月に実施しました。

5.協会基盤の確立と会員増強

広報委員会では、ホームページや情産協ニュース等による広報活動の他「通常総会」や「新年賀詞交換会」において記念講演会を開催するとともに「ひろしまIT総合展2015」などの各種イベントの広報に関する企画等を行い、広島県情報産業協会の魅力をアピールしました。
また、会員増強部会では、協会への入会キャンペーンを中心とした会員増強策の企画・実施、さらに総務部長会では、マイナンバー制度など、関心の高いテーマで専門家の講義や意見交換を行いました。

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