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テクニカルセミナー

[B1] 新たなロボット市場の開拓を目指して ~IT融合で見えてきたロボット市場の未来~

石井 和男 氏
【開催日時】
10月24日(木)
11:00~12:10
【開催会場】
広島市南区民文化センター 2階 スタジオ
【共催】
ひろしまIT融合フォーラム
【講師】
九州工業大学
大学院生命体工学研究科/社会ロボット具現化センター
教授 石井 和男 氏
【講演内容】
工場の自動化から始まったロボット導入は、情報処理装置の高速化・高機能化に伴い、我々の身の回りである公共空間へ広がりつつあります。サービス市場向けのロボットや、警備、ガイド、遠隔操作、リハビリテーション、介護・医療、環境調査、レスキュー、エンターテイメント等、様々な分野での活躍が期待され、ロボットに対する注目は高まっています。講演者のグループでも、産官学連携による新たなロボット市場開拓を目指し研究開発を進めています。開発事例として、船舶の燃費向上を目指した船底清掃用水中ロボット、ロボカップロボットの全方位移動技術を導入した自動搬送ロボット、医工連携による血栓症予防ロボット等の開発事例を紹介します。
【プロフィール】

東京大学大学院工学系研究科 船舶海洋工学専攻博士課程を平成8年に修了後、東京大学生産技術研究所 研究員を経て九州工業大学情報工学部に講師として赴任。平成10年に助教授、平成14年に大学院生命体工学研究科、平成22年に教授となり現在に至る。
その間、リアルタイムOSを用いたロボット制御に関する研究、車輪型移動ロボット、歩行ロボットの制御に関する研究、九州工業大学21世紀 COE研究推進者、福岡県知的クラスタのロボット関連テーマのプロジェクトリーダ。船底清掃用水中ロボットの実用化研究、血栓症予防ロボットの開発、全方位移動AGVの開発、産業用小型ロボットアームの開発、JST CRESTにおける海洋生物サンプリング技術に関する研究を進めている。また、RoboCup中型リーグへ参戦し、ロボカップジャパンオープンでは6連覇中。