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平成30年度 事業報告

更新日:2019年05月23日

総括概要

 HIAのミッションである「会員企業の高収益型事業体質の実現を支援する」のため,技術・経営・人材育成の支援に重点を置き,各委員会が積極的な活動を行いました。
 また,新たなIT潮流のキャッチアップを行うためのイベントとして隔年で開催の「情報化シンポジウム広島’18」を開催いたしました。
 さらに平成30年度事業計画における重点事業に基づき,各委員会において以下の通り活動いたしました。

1. 情報化シンポジウム広島’18の開催

 技術委員会が中心となり全委員会で総力を挙げて運営にあたりました。3日間の講演・セミナーには,いずれも200名近くの多数の皆様にご参加頂きました。RPAテクノロジーズ株式会社の大角 暢之社長,株式会社NTTドコモ,執行役員の谷 直樹様,株式会社ナイアンティック村井 説人社長をはじめ,多くの魅力的な講師陣にご講演頂き,本イベントは盛況に終えることができました。

2. 先端的ITのフォローアップとIT人材の育成

 人材開発委員会では,経営者や管理者向けに,広島県や会員企業から講師を招き,人材育成等をテーマとしたセミナーを開催いたしました。
 また,新たに人材確保対策として,会員企業の魅力を学生に広く発信するためのHIA独自のタブロイド紙を発刊しました。
 HiBiS特別委員会,技術委員会では,人材という共通基盤を作り,地域IT需要拡大に寄与するため,「SECCON Beginners 2018 広島」の開催や,5回に亘る技術セミナーを実施しました。

3. 会員企業とユーザ企業・行政・諸団体・高等教育機関との交流強化

 HiBiS特別委員会は,今回で22回目となる「HiBiSインターネットビジネスフォーラム2018」を開催し,ベンチャー支援と若手人材育成等をテーマに,会員企業・行政・諸団体・学校とが連携した活動を行いました。 
 また,人材開発委員会では,広島工業大学専門学校と企業連携授業,カリキュラム等についての意見交換を行いました。
 経営委員会は,広島県と広島市が主催する「ひろしまIT融合フォーラム」に参加し,官学との連携強化に努めました。

4. IoT・AIへの課題に対する取り組み

 社会の様々な分野の中でのIoT・AI等を活用しようとする動きが加速化している状況の中,会員企業もこれに対応できる仕組み作りや新たな事業に繋げる取り組みを進めることが重要な課題であると考え,より実践的な取り組みが必要とされるため,従来の経営委員会から技術委員会の中にIoT研究部会を移し,より企業の課題対応に近い形の講演や講習会を実施しました。
 具体的には,各種企業におけるIoT施策の事例紹介を行うとともに,実際にコンピュータと機器を接続してIoTシステムを構築する計測制御をテーマとした講習会を半年にわたり実施しました。

5. グローバル化への対応

 総務委員会の海外視察部会では,世界的な金融センターであり,世界トップレベルの競争力,イノベーション能力を有する国として評価の高いシンガポールの視察を平成31年2月に実施しました。

6. 協会基盤の確立と会員増強

 総務委員会では,協会会員への情報提供および広報活動として,通常総会並びに賀詞交歓会での記念講演会の実施,また懇親ゴルフコンペ,カープ観戦などのイベントを企画・実行しました。また,HIAビジネス交流会「知っとかNight」を2回実施し,180名の方々に参加いただきました。また,こうした活動を通じ会員増強活動に力を入れ,3社の会員増となりました。

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